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愛犬との掛け替えのない旅の思い出を。

我が家の中型保護犬君は、自動車が大好きです。自動車で出かけようとすると自分も当然一緒に乗せてもらえるものと、当たり前のようにドアを開けた途端に飛び乗ります。ちょっとした買い物くらいでは、「すぐに帰ってくるからお留守番だよ」と言い聞かせておろしてあげます。しかし、ロングドライブであれば、一緒に乗せてあげることが多くなり、いつの間のか小旅行くらいならば、家族同様に同乗することがごく普通となってしまいました。

はじめは、ペット専用のキャリングバックに入れていましたが、これまた、いつの間にか、それもなくリードを付けただけで車内で寛いでいます。良く見かける他のワンちゃん同様に、車の窓から顔を出して、風に当たることが大好きです。もちろん、窓から身を乗り出すことは有りませんが、万が一のために、リードをしっかりシートに固定して飛び出すことのないようにはしています。

風に当たって、耳が風になびいているときの表情は何とも言えず、嬉しそうで、不思議なことに見ているこちらもとても幸せな気持ちになります。やはり、人間同様、普段と異なる空気を身体で感じる旅行は、心地よいものなのかもしれません。トイレ休憩や目的地に到着してからも社外に出してやると、身体全体で喜びを表すように大はしゃぎします。そして、草いきれの匂いを嗅ぐ表情は、何とも言えずとても良い表情をしています。

思わず、何枚も写真を撮ってしまいたくなるようなシャッターチャンスが印象的です。きっと、彼自身も良く判っているのでしょう。「今日はいつもと違って清々しいぞ」と言ってくれているようです。飼い犬を旅の同伴に連れ歩くことに眉を顰める飼い主さんもいるかもしれませんが、ペットホテルに何日か預けて、旅行することの方が可哀そうな気がします。もちろん、犬の性格にもよりますから、一概には言えませんが、外に連れ出すことをことさら嫌がらないのであれば、連れて行ってあげて欲しいと思います。必ずや愛犬との掛け替えのない思い出になる筈ですから。